防災豆知識

目指せ、防災博士!

このブログは、防災に関連した知識を気軽に幅広く学習できることを目的に開設しました。

防災クイズは、防災に興味のある小学生から防災士を目指す方まで、楽しく学習できることを目標にしています。同じような問題を他で見たという場合もあるかと思いますが、防災に関する問題は似たようなものになりがちなことをご理解ください。

なお、問題横の星印は難易度を表しています。星の数が多いほど難しい問題だと思います。星5つの問題を簡単に正解した方は、おそらく防災博士レベルでしょう。

また、防災対応は日々進化しています。ここで取り上げた豆知識やクイズも、数年後には通用しなくなっている可能性もあります。できるだけ対応していきたいと思いますが、対応しきれない場合もありますことをあらかじめご了承ください。

なお、当ブログの情報を利用したい場合は、コメント欄を通じて連絡をお願いします。無断での利用はご遠慮ください。

タイムライン

北陸を中心に日本列島を寒波と大雪が襲っています。それとは別に、昨年から新型コロナウイルスが全世界で猛威を振るい、日本もその例外ではありません。明るい話題を見いだせないまま新年を迎えましたが、今年はどのような一年になるのでしょうか?

さて、新型コロナウイルスですが、首都圏(1都3県)に緊急事態宣言が発出されました。巷では遅きに失したという意見がほとんどのようです。こうなってくると、政府は新型コロナ対策をしてこなかったと言われても仕方ないのではないでしょうか?

では、なぜ対応が遅れたのか。それは簡単です。タイムライン(参考 → 「防災クイズ 91」を作っておかなかったからです。「どのような状況になった時」に「どのような対応をするか」をあらかじめ決めておけば、ここまで対応が後手後手になることはなかったでしょう。防災の基本です。

たとえば、新規感染確認者の週平均が前の週の〇〇〇%を超えたらこのようにするとか、医療供給体制がこのようになったらこのように対応するとか、全国を網羅するようなタイムラインを示しておく必要があったのに、してこなかったツケが回っているのです。だから、いつまでもGoToキャンペーンを続けることができた(というより、続けたかったからタイムラインを作らなかった?)。

ところで、緊急事態宣伝を出すのは政治家の役目だと思ているのですが、とある学者さんが「緊急事態宣言を出す状況ではない」とか言っていたことを記憶しています。その方は、本来ならば緊急事態宣言を出さずに済むように政府に働きかけるのが仕事だと思うのですが、現在のような状況を招いた責任をどのように感じているのでしょうか
(まぁ、政府が学者を都合良く利用していたという見方もできますが)。

いまさら「飲食が危険」と言われても、GoTo-Eatを続けていた責任はどこにあるのでしょう。飲食が危険なことが分かっていたなら、
GoTo-Eatで感染が拡大することを予測できたはずですが、できていなかったとしたら素人以下と言われても仕方ないと思います。政府がコロナ対策よりも経済対策を優先した証拠でしょう。

最後になりますが、緊急時外宣言を解除するタイムラインみたいなものは示されました。しかし、感染拡大に対するタイムラインは未だに示されていません。緊急事態宣言が発出された今となっては完全に手遅れですが、早急にタイムラインを国民に示していただきたいものです。


新型コロナと避難行動

本当に久しぶりの更新となりました。新型コロナの関係というより、さぼっていたというのが本当のところです。

まずは、今回の豪雨で命を落とされた方のご冥福をお祈りするとともに、被害にあわれた方々の一日も早いご回復を祈念いたします。そして今後、雨による被害が発生しないことを願うばかりです。

しかし、災害大国と呼ばれている日本では、今後も水害が発生することは間違いありません。その時、どのような行動をとればよいのでしょうか?

新型コロナウイルスが蔓延している現状では、感染を恐れて避難所に避難しないという選択肢ももちろんあります。その場合、自宅が危険な場所にあるかどうかを確認しておくことが大切です。自治体の出しているハザードマップで、自宅が「浸水の危険がある場所なのか」と「土砂災害警戒区域にあるのか」は、最低限調べておいて欲しいところです。

さて、ここからは、あくまでも「私ならこうするでしょう」という私見ですので、くれぐれも参考程度にとどめておいて欲しいと思います。

ハザードマップで、自宅が「浸水の危険がある場所」と「土砂災害警戒区域にあるのか」の両方に該当しなければ、無理して避難しないと思います。

「浸水の危険がある場所」ならば、最大でどの程度の水位が予想できるのかにより、対応が異なります。床下浸水程度の予想なら、あえて避難行動はしません。床上30センチ程度までの浸水なら、2階以上に避難しますが、平屋なら避難所に行くと思います。それ以上の浸水となると、2階建て以上の建物に住んでいるとしても、避難所を選択するでしょう(避難所に行ける状況なら)。

そして「土砂災害警戒区域にあるのか」に該当した場合は、早めに避難所へ行くと思います。土砂災害警戒情報が発表されてからでは遅い可能性もあるので、避難できるうちにしておきたいです。
 ※ 両方に該当した場合、こちらを優先します。

ところで、マスコミが発信している「避難所に行けない場合は、安全な場所にある友人や知人宅に避難」ですが、その場合は、予めそのように決めておく必要があると思います。新型コロナを筆頭に、お互い色々と気を使うことになりますから(でも、お互い命が最優先ですよね)。

さて、偉そうなことを書いている私ですが、実際に避難できるかといえば「その時にならないと分からない」というのが本当のところです。頭では分かっていても、行動が伴わなければ意味がありませんが、分かっていても、本番で出来ない可能性があるのが怖いところです。


防災クイズ 1653

この冬、日本では例年にない暖かさが続いています。日本に暖冬になっているは、とある現象が原因と言われています。それは何現象と呼ばれているでしょうか?

① ダイハードロック現象
② ダイポールモード現象
③ ダイホールロード現象


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防災クイズ 1643

今年も火災が多く発生する季節となりました。そこで問題です。初期消火に有効な消火器ですが、一般的な家庭用消火器が消火剤を噴射できる時間はどれぐらいでしょうか?

① 15秒程度
② 30秒程度
③ 1分程度



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防災クイズ 1631

今年の日本は、ラグビーワールドカップで盛り上がりましたが、台風が猛威を振るった年でもあります。今年の新語流行語大賞にも、ラグビーがらみの言葉が多くノミネートされましたが、災害がらみの言葉もふたつノミネートされています。そこで問題です。今年の新語流行語大賞にノミネートされた災害がらみの言葉は、次のうち何番でしょうか?

① 内水氾濫
② 急速強化
③ 計画運休



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Hikawa Kenji

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